夢の扉+」出演のjamstec
研究者・阪口秀さんのプロフィール
経歴大学について調べました。

4372209742c33e21eb7c94d608fdc259 阪口秀 jamstec プロフィール・経歴・大学・巨大地震前兆を予知?

粒子から巨大地震前兆予知

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阪口秀さんのプロフィール

 

阪口秀(さかぐちひで)さんは
「JAMSTEC」で働く研究者です。

大学は京都大学農学部を卒業。
大学院は京都大学農学研究科
農業工学専攻(土質力学・ダム工学)

大学では岩石が破壊される前の
粒子の動きに関して、実験と
シミュレーションを行われています。

1991年 神戸大学農学部助手
1998年 オーストラリアCSIRO
専任研究員
1999年 理化学研究所特別研究員
2002年 財団法人高度情報科学
技術研究機構 研究員
2003年 東京大学地震研究所客員教授

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研究分野は粉粒体の力学、
数値粒子シミュレーション、
破壊力学。

阪口さんはオーストラリアの
研究機関「CSIRO」、京都大学
地震研究所を経て2003年から
「JAMSTEC」で勤務を始めます。

「JAMSTEC」とは
「Japan Agency for Marine-Earth
Science and Technology」の略で、
海洋開発研究機構という独立行政
法人。

気候変動や地震などに関する
シミュレーションを研究している
組織です。

海の研究に関してはその研究内容、
設備は世界でもトップクラスの水準で、
深海6500mまで探索可能な有人の
潜水艦やロボット等の開発が行わ
れています。

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その予算の規模は国立大学一校に
匹敵する程で、阪口さんは当初、
JAMSTECに怪しさすら感じていた
程だったとか(笑)

しかし、信頼を寄せる先生が
jamstecで働いていたことや、
京都大学地震研究所の所長から
jamstecでポストに空きが出ること
を聞いたこと等から、jamstecに応募。
結果採用されることに。

阪口秀さんはjamstecで海洋応用
理工学プログラムのディレクターを
しています。

阪口秀さんが手がけるのはシュミ
レーションソフトの開発。
どんなソフトなのかというと、粒子の
動きをパソコン上で実験するソフト。

一体何の役に立つのか疑問に思い
ますが、実は海洋に限らず様々な
分野で応用が可能なんです。

小さいものの集合体と考えれば
インクや金属も粒子の集まり。
繊維も。

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例えば鉄道では列車の走行に
よる騒音や衝撃を抑えるために
レールの下に砂利が敷かれて
いますよね。

しかし砂利は徐々に劣化していき、
衝撃の吸収力が弱まり、線路への
負担が増してしまいます。

しかし、阪口さんのシュミュレー
ションソフトを用いれば、そうした
砂利に含まれる粒子の動きを
予測し、劣化を抑えることが可能
なんだとか。

他にも地震が発生した時の
地盤を形成する土や砂等の
動きの予測にも用いられます。

コチラの動画は津波により
建屋が崩壊していく様子を
表したもの。
建物が崩れ落ちる様子が
リアルですよね。

022527f2ba89cb16cea080d0b38e916c 阪口秀 jamstec プロフィール・経歴・大学・巨大地震前兆を予知?

予めどれ位崩れるのか分かってい
れば、事前に対策を行うことで、
被害を最小限に抑えられますよね。

その応用性の高さから、ソフトウェ
アは10年連続で売上No.1を記録。
今jamstecで最も稼ぐ男と言われて
います。

研究者というとお金とは余り縁が
無くて、只々学問を追求していく
イメージがあります。

ここまで利益に結び付けられる
阪口さんのような研究者は珍しい
のではないでしょうか。

阪口さんのソフトウェ開発の面白い
ところは、理屈は良くわからない
けど、そうなることが分かっている
事象を後からシミュレーションで
追っかけていくところ。

粒は何も物に限らず人も粒に
置き換えることが出来るとのこと。
ソフトウェアを使えば、交通渋滞の
ような人間の行動学にも使えるだ
とか。

阪口さんが研究において利益を
意識するようになったのは、
オーストラリアでの研究生活が
きっかけだったようです。

阪口さんは1995年に「CSIRO」という
研究所で働いていました。
そこでは鉱山が崩壊した時の
坑道の動きを予想するソフトを
手がけていていました。

良質なソフトであったにも
関わらず、当時の上司が商売
には余り関心がなかったそうです。

後に、研究予算が削られてしまい、
思うように研究が出来なくなった
時に初めて、稼ぐことの重要性に
気付かされたといいます。

2003年からjamstecで働き始めた
阪口さんは、研究の販売という
概念が無いjamstecに対して、
研究成果を売ることの重要性を
説いたといいます。

20年前はパソコンの性能上
扱える粒子の数が100万粒子程
だったという実験も、今では
jamstecの地球シュミレーターを
用いることで100億粒子まで扱える
程にまで達し、実験の精度も遥かに
向上しているそうです。

現在、阪口さんが取り組んでいる
のは地震に関する研究。大きな
被害は受けなかったものの、
阪神淡路大震災を経験している
阪口さん。

地震が発生するときは海底の
プレートの動きに不規則な変化
が現れるそうなんです。

しかしプレートの動きは1年間で
10cm程度と僅かなもの。
ミリメートル以下の不規則な動き
を捉えることは至難の業ですが、
阪口さんの挑戦は続きます。
625551ab5d60b97dbf0e519b158f50a2 阪口秀 jamstec プロフィール・経歴・大学・巨大地震前兆を予知?

阪口さんは単にシミュレーションを
するだけではなく、現実的な結果
なのかどうかの検証も行っている
ところが興味深いです。

では一体どのようにして、
プレートの動き、地震の予兆を
捉えるのか気になりますよね。
これにはレーザー光線を用いる
ようです。

レーザーを照射し、反射により
光が戻ってくるまでの時間から
距離を算出します。

海の中でレーザーなんて、水中の
ゴミやら生き物やらが邪魔して測定
出来ないイメージがありますが、
深海では話が別なようです。

59e86a481db3b2d7444c52d112ba3b94 阪口秀 jamstec プロフィール・経歴・大学・巨大地震前兆を予知?

jamstecには100m先の動きを
0.1ミリの制度で検知できる
測定器があり、阪口さんはこれ
に目をつけました。

しかし、1台つくるのに1000万円近く
かかり、正確な測定には同様の
測定器が何台も必要になる模様。
今は資金面での課題が大きいですが、
年数が経てば値段も安くなるでしょう
から、今後実験の成功が現実味を
帯びてきそうですね。

阪口さんのような、自分の研究内容を
他の分野でも生かせるマルチな研究者
の活躍に期待したいですね。

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